「まずやってみよう。ダメなら次に活かせばいい」【ヤシマ商会】・アイキャッチ画像

「まずやってみよう。ダメなら次に活かせばいい」【ヤシマ商会】

「まずやってみよう。ダメなら次に活かせばいい」【ヤシマ商会】のイメージ画像 michimichi編集部

1954年、消防設備の設計や設置、保守点検を生業として創業したヤシマ商会(本社:札幌市中央区)。その後、弱電設備と呼ばれる100ボルト未満の電気工事設備の設計設置へと業務を拡大し、現在では強電設備、エアコンの設置、機械品の販売も手がける。
一般には消火器販売事業が広く知られている同社。2023年に北海道内で最も消火器を販売した会社なのだという。他方、札幌市内の弱電設備業界で確固たる地位を持ち、歴代社長が札幌弱電設備協同組合の理事長を務めるなど業界全体への貢献度も高い。
そんな歴史ある実力派企業の求める人材や大切にしていることとは。
2024年に代表取締役に就任した下出大雅社長に聞いたーー。

誠意ある仕事をするために、社員の心の余裕とゆとりを大切にする経営

Q.会社として大切にしていることは?

会社の理念は「我々の技術で建物の生涯に寄り添い、人々の生命と財産を守る」です。我々の仕事である消防設備や弱電設備は、お客様の財産と命を守る非常に大事なもの。70年の歴史で積み重ねてきたお客様の信頼を受けるための誠実さ、誠心誠意仕事をするというスタンスは、今後も引き継いでいきます。
一方、理念を達成するためには社員の皆さんが「当社に勤めて良かった」と思えるような会社でなければなりません。仕事には誠実さが求められますが、そのためには働く皆さんが心の余裕やゆとりを持っている状態が必須です。まずは社員の心身のバランスを第一に考えて経営しています。

Q.どんな社風ですか?

社員同士が非常に仲がよく、和気あいあいとしています。2024年に企画した社員旅行にはほとんどのメンバーが参加してくれて、非常に楽しかったです。有名なテーマーパークだと皆さんご家族で行くかなと考え、「めったに行かない場所に行こう」というテーマで私が考えました。伊丹空港(大阪)から入って淡路島(兵庫)、四国をぐるっとまわるコースです。
社員旅行がない年も、パークゴルフ大会やビンゴ大会でレクリエーションしながら、楽しくチームワークを育んでいる会社だと思います。

「とにかく挑戦したい」「一生懸命自分を高めたい」人材求む

Q.求める人材は?

とにかく「まずはやってみよう」と考える方だと思います。まずは挑戦してみて、ダメならダメでいい。なぜダメだったのかを振り返ることは大切ですが、次に活かせばいいのです。挑戦について否定することはありません。当社の理念に共感して一生懸命自分を高めていきたいと思う方であれば、ぜひ一緒に働かせてもらいたいです。

現代に適した社員教育と働く環境を整えていく

Q.入社後の教育体制は?

今後、日本は人口減のフェーズに入ります。必然的にどの企業も人不足に悩む時代になる。その環境下では人材確保のために人への投資が非常に大事です。当社としては人員増を目標にしている状況ですので、採用だけでなく教育にも力点を置くように取り組んでいるところです。
建設業では「俺の背中を見て育てて」という教育方法が蔓延していました。現在だとそれだといけないと考えていて、いかに教える方法を確立するか、また教えられる方についてはどうやって教えられる態度や姿勢を示すべきかが非常に大事になると考えています。
今年、当社では教育マニュアルを策定しました。「3年目までにこんなことを覚えなさいよ。こういう風に勉強していきなさいよ」という内容です。新卒中途に限らず新入社員に渡して広く周知している状況です。
また、採用した人材が定着して豊かな心で働いてもらうためには、居心地のいい職場が重要です。きれいな職場で働いてもらいたいという想いで2024年の夏に本社をリフォームしました。その際に、社屋の一角にトレーニングルームをつくりました。実際の環境をイメージして機器を触ったり、工事することができるスペースです。皆に広く勉強してもらえるようにというねらいです。

自らを高めようとチャレンジ&学習するひとを強力バックアップ

Q.資格取得へのバックアップ環境が充実しているとか?

資格の勉強のための外部講習は、費用を会社で負担していますし、取得した資格ごとに給与に反映する制度を設けています。
例えば、消防設備士ですと免状が8種類あるのですが、すべて取得すると毎月17,000円給与が上がります。
働いている皆さんが業務に役立つ資格を積極的に取ろうとする意欲をかき立てるような風土と文化を根付かせたいと考えています。
例えば、入社時点では消防設備士をひとつも所持していなかった社員で、8つのうちの5つを既に取って、今度6つ目に挑戦するという方もいます。本人のモチベーションとやる気次第ですが、そういう方は積極的に優遇していきたいですね。

こぼれ話

michimichi編集部が下出社長と出会ったのはつい先日のことですが、インタビューだけでなく直接会話させていただく中で感じた人柄は、とにかく真面目(笑) でもちょっとした冗談っぽい会話になると凛とした顔の表情がほぐれてお茶目な笑顔が見られます。
インタビューの冒頭では、かなり緊張された様子で、硬い表情と硬いお話しが続き…一時はこのままだと硬い雰囲気のまま終わってしまう…!と懸念をしましたが…それは考え過ぎでした。最後に、求職者の皆さん向けにメッセージをどうぞ!という投げかけに対して、明るい表情で「待っていまーす!」という声掛けとともにカメラに向かって手を振るサービス精神旺盛な姿が見られ、ほっと安堵したのでした。(本インタビューは人材採用向け動画制作の過程で実施したものでした)
インタビュー後は、改装して間もない事務所やトレーニング室を下出社長ご自身からご案内いただき、恐縮でした。その際に、下出社長が「なるべく社員の顔が見える場所に居たいので、社長室ではなく事務所でお仕事をしています」とおっしゃっていて、働いている社員からすると、社長が身近な存在であるとともに、相談しやすい環境なんだろうな、と感じました。
今後、下出社長が牽引するヤシマ商会様のご活躍が楽しみです!
下出社長、ありがとうございました!

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