こんにちは、A.Tです。
普段はセールス・マーケティング部としてお客様の課題解決に携わるほか、新人教育の支援や採用広報に関するセミナー、新入社員研修の講師など、ありがたいことにいろいろな仕事をさせていただいています。
本を読んだり、人の話を聞いたりしながら、「他者との関わり方」や「自分の内面とどう向き合うか」について考えるのが好きです。
本コラムでは、そんな日々の中で見つけた「気づき」や「問い」について徒然なるままに書いています。
さて、今回は前回に引き続き、北海道IT推進協会主催の新入社員合同研修会でお話しした内容から。
前編では、素直な「わからない」が自分を助けるというテーマについて書きました。
後編となる今回は、もう一つのテーマである「セルフマネジメント(スケジュール管理)」について改めて整理してみたいと思います。
▼前編の記事はこちら

#01 素直な「わからない」が自分を助ける
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https://www.nest.co.jp/contents/seminar/
スキルより先に身につけてほしいもの
新入社員時代、「早くスキルを身につけなきゃ」と焦る方が多いと思います。
特にIT業界は技術の進歩も早く、覚えることも多い。
その気持ちはよくわかります。
ただ、講話の中で私がお伝えしたかったのは、スキルよりも先に、自分自身を管理する力を身につけてほしいということでした。
それがセルフマネジメントです。
「自分の時間を自分で管理する力」とも言えるかもしれません。
実は、A.Tも苦手でした
「A.Tはもともと計画的なタイプなんだろう」と思われるかもしれません。
でも、実際はまったく逆でした。
当社に転職したばかりの頃、打ち合わせや外出予定は管理していましたが、資料作成や提案書作成、社内業務といった作業レベルのタスクまでは管理していませんでした。
するとどうなるか。
納期がない仕事は後回しになる。
「今日はちょっと気分が乗らないから明日やろう」となる。
やっていないわけではないが、気付けばダラダラと時間を使ってしまう。
振り返ると、そんなことが起きていました。
社内業務にも締切を作れ
そんな頃、上司から言われた言葉があります。
「社内業務にも締切を作りなさい」「いつまでに終わらせるのかを決めなさい」
さらに、「ゴールから逆算してタスクを分解しなさい」とも言われました。
当時のA.Tにとっては、なかなか耳の痛い話でした。
正直、「そこまでやる必要があるのかな」と思ったこともあります。
でも、今ならわかります。
仕事は、クライアントワークなどの締切があるものだけを管理すれば良いわけではない。
むしろ、締切が曖昧な仕事ほど、自分で管理しなければ前に進まない。
不安を減らしてくれたのは「タスクの見える化」だった
それから少しずつ、自分なりのやり方を作っていきました。
今ではOutlookに細かなタスクまで登録し、1週間から10日先くらいまでの予定を組んでいます。
朝パソコンを開いたら、まずその日の予定を確認する。
そして、できるだけ「終わりの時間」を先に決める。
もちろん予定通りにいかない日もあります。
急な依頼が入ることもあります。
それでも、「今何をしていて、このあと何をするのか」が見えているだけで、不思議と焦りは減っていきます。
信頼は小さな積み重ねから生まれる
仕事をしていると、能力が高い人にはたくさん出会います。
知識が豊富な人。技術力が高い人。発想力がある人。
でも、その一方で、日々の小さな約束や期限を守れる人は、それ以上に信頼されているように感じます。
「この人に任せれば予定通り進みそうだな」そう思ってもらえること。
地味なことかもしれませんが、働く上ではとても大切な土台です。
セルフマネジメントは才能ではなく習慣
今のやり方が身につくまで、正直1〜2年はかかりました。
だから、A.Tはセルフマネジメントを才能だとは思っていません。
習慣です。
最初から上手にできる人もいれば、A.Tのように時間がかかる人もいる。
でも、少しずつでも続けていけば身についていくものだと思っています。
仕事の土台は、意外とこうした地味な積み重ねの上にできているのかもしれません。
結局、近道はない
社会人になったばかりの頃。
「もっと効率的な方法があるのではないか」「もっと早く成長できる方法があるのではないか」
そんなことばかりを考えていた時期もあります。
でも今振り返ると、成長にも信頼にも、結局近道はありませんでした。
前編で書いた「わからないことを、わからないままにしない」。
そして今回の「セルフマネジメント(スケジュール管理)」。
どちらも決して特別なことではありません。
ただ、こうした当たり前のことを当たり前に続けることの方が、実はずっと難しい。
それでも、このように自分で自分の手綱を引く感覚が、結果的に自分を支えてくれているような気がしています。
ちなみに、みなさんが新人時代に上司や先輩から言われて印象に残っている言葉はありますか?
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