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任天堂の元社長「岩田さん」から読み解く!働くことの本質について[書籍紹介 #02]

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ゲームのDSやWiiなどで有名な任天堂。

A.Tは、元々ゲームにはそこまで興味がなく、友人の家へ遊びに行ったときに一緒に遊ぶことで満足しているような子どもでした。

ですが、数えるほどしか遊んだことのないスマッシュブラザーズは今でもすごく面白かった記憶がありますw

(そして、また仲間で集まって楽しくスマブラをやりたい…!と今でも思う)

前置きはさておき、、、

今回、書籍紹介として取り上げるのは『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』

任天堂の元社長である「岩田聡さんのことば」がまとめられています。

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。
任天堂の元社長、岩田聡さんのことばをまとめた本です。ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されたたくさんのインタビューや対談、そして任天堂公式ページに掲載された「社長が訊く」シリーズから重要なことばを抜粋し、再構成して1冊にまとめました。天才プログラマー…

ゲーム通でもないA.Tがなぜ本書を手に取ることになったかというと、本好きの友人に勧められたからです。

その友人は無類の本好きで、よく色々な方からオススメの本は何?と聞かれるそうで。

そんなときにまず手始めにオススメするのが、”岩田さん”の書籍とのことで。

A.Tもオススメされまして、せっかくなので、お借りして読ませていただくことにしました。

…すると、岩田さんのことばの中には、働く社会人にとって忘れがちだけど当たり前で大切なことだな…と考えさせられる部分がたくさんあり、A.Tも共感するところが多々ありました。

日々お仕事を頑張っている皆さまにも、きっとお役に立つ部分があるかと思い、A.Tの経験や考えを用いながら本書の感想を書いていこうと思います。

※今回は引用が多めです。

「正しい」に対する扱いの難しさ

「正しい」という言葉から何を連想しますか?

正義感とか正直、矯正、正念場、正月など…
(「正」を使った熟語は実はたくさんある…!)

はたまた、対義語の「誤り」や、口語で使う「間違い」などでしょうか。

ビジネスや職場でのコミュニケーションにおいては、「正しい」への扱いは慎重にならないといけないことが多いのではと思います。

(…あ、ある意味では、家族や友人とのコミュニケーションの中でも重要なトピックかもしれないですね…!)

改めてのA.Tの中での戒めと、より丁寧に「正しい」を扱える方が少しでも増えますように…という願いも込めて、、、以下の岩田さんのことば。

—ただしいということというのは、なかなか扱いが難しい。
 ある人が間違っていることがわかっていたとしても、そのことを、その人が受けとって、理解して共感できるように伝えないと、いくらただしくても意味がないわけです。
 ただしいことを言う人は、いっぱいいます。それでいっぱい衝突するわけです。お互い善意だからタチが悪いんですよね。だって善意の自分には後ろめたいことがないんですから。相手を認めることが自分の価値基準の否定になる以上、主張を曲げられなくなるんです。
 そしてそのとき「なぜ相手は自分のメッセージを受け取らないんだろう?」という気持ちは、ただしいことをいう人たちにはないんですね。
 逆にいうと、コミュニケーションが成立しているときって、どちらかが相手の理解と共感を得るために、どこかで上手に妥協をしているはずなんです。

『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』より79ー80頁を引用

A.Tは若いころ、やたら正義感を振りかざして「正しい」を主張するタイプでした。(周りからはさぞ生意気と思われていたことでしょうw)

でも、その「正しい」はA.Tだけの常識で作られた「正しい」なだけであって、他人からするとそれは「非常識」と捉えることもあります。

A.Tは前職で色々と痛い経験をしてからというものの、自分の「正しい」を発言したり押し付けたりすることを意識的にやらないようにしています。

…が、自分の意見も言わなくなるのは違うことだと思っています。

今のA.Tがよく使うフレーズは「正しいor間違いとかは一旦置いておいて」という枕詞をつけてから、「私はこう思います」「私はこうしたいと思っています」などと言います。

もちろん、きちんと理由も添えて…。

意見なので、正しいも間違いもない。

その時の状況や環境によって、その意見が通るかもしれないし通らないかもしれない。

でも、別の機会には通るかもしれない。

あるいは、職場であれば上司や先輩、同僚の意見との摺り合わせも必要となってきますよね。

そういうプロセスを経て「正しい」を見つけるのではなく、「答え」を見つけていくものなんですよね。

あと、おもしろい話を一つ。

さもそれらしい理由を並べてから意見を言うよりも、自分がこうしたいから!というシンプルな形で伝えると意外と意見が通りやすかったりします(笑)

時と場合によりますが。

人間は感情の生き物です。

「正しい」を突き付けるよりも、自分の素直で「正直」な気持ちを伝えた方が、案外上手くいくもの…かもしれないですね。

得意になる才能を持っていることに気づけるか

自分が思う「得意」と第三者から見る「得意」は、意外と違ったりすることもあるよな…と思わされるのが以下の岩田さんのことば。

ほんとうは得意になる才能を持っているんだけど、「オレは苦手だ、わたしは苦手だ」って本人が勝手に思ってることってあるんですよ。
たとえば、世の中に、「オレはマネジメントが得意だ」って最初から思ってる人なんていないんですよ。
マネジメントなんか大嫌いで、「ものづくり一筋の職人としてやっていきたい」と言ってたような人が、「人にものを教えるのは、おもしろいなぁ」って、変わっていくのをわたしは何度も見てきました。
それは、その人が気づいてないだけでじつはその人がもともと持っている才能なんですね。
その人自身は気づいてなかった部分を誰かが探すことができたとき、人は思いがけない方向に伸びていくことができるんです。

『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』より64ー65頁を引用

自分の本当の才能に気づかせてくれる「誰か」。

その「誰か」にめぐり逢うためには、自らの行動もカギになってきそうですね。

たとえば、同僚や先輩、上司に「わたしの得意なことは何だと思いますか?」と聞くとか。

とりあえず今、自分が得意だと思っていることに一生懸命取り組んでみるとか。

(誰かが見ていて、助言をくれるかもしれない)

苦手なことよりも自分の得意なことで勝負

苦手なことよりも、自分の得意なことで勝負していこうっていうのがわたしの基本的な考えですから。

『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』より111頁を引用

上記のフレーズを読んで、一番に思い浮かぶのは、弊社代表も同じようなこといつも言っているな…ということです。

「オール3なんてつまらないじゃない、せっかく得意なことがあるのだからそれを伸ばすための努力をしようよ」

「苦手なことは得意な人に任せれば良い」

なんて、口癖のように言っています。

A.Tもその通りだな…と思っていて、まさに現在進行形で自分が得意なことを伸ばすために日々奮闘しています。

もちろん、お仕事をしていれば、苦手でもどうしても取り組まなければならないことは必ずあるのですが…(笑)

働くことの本質

人は何のために働くのか?

サイズが大きすぎるこの問いに対して、真剣に向き合わせてくれるのが以下の岩田さんのことばです。

「自分は、ほかの人がよろこんでくれるのがうれしくて仕事をしている。それはお客さんかもしれないし、仲間かもしれないし、仕事の発注者かもしれないけど、とにかくわたしはまわりの人がよろこんでくれるのが好きなんです。まわりの人がしあわせそうになるのが自分のエネルギーなんです」
(中略)
 わたしはいまも、「人の役に立った」とか、「誰かがよろこんでくれた」っていうようなことが、つねに自分のエネルギーになっている感じがします。
(中略)
 おそらくそれは、自分が働く理由や、もっというと自分が存在する理由の確認につながっていると思うんです。そういったものがなければ、エネルギーって、どんなに強くても次第に放電してなくなってしまう。
 でも、お客さんの笑顔とか、仲間からの「ありがとう」をもらうことで、エネルギーってまたたまっていくんです。だから、任天堂の仕事でいうと、「お客さんがニコニコしてくれる」ということで、わたしたちは元気をもらえるわけなんです。

『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』より119ー121頁を引用

普段、働く意味について考えることは皆無かと思いますが。

この機会にぜひ考えてみてはいかがでしょうか?

何のために働くのか?の理由は人それぞれですよね。

大前提として「生きていくための収入を得るため」はもちろんですが、その他にもプライベートを充実させるため、出世して活躍するため、夢や目標を叶えるため、自分の成長のため、など…現実的なものから前向きなものまで様々あるのでは…と思います。

大前提の理由である「生きていくための収入を得るため」を除き、A.Tにとって働く意味とは何か?を考えてみると、上記の岩田さんのことばがほぼイコールであると気がつきました。

A.Tの場合は、少し度が過ぎている部分もあるかもしれませんが、お金とか時間とかを気にせず、お客さんにとって、もしくは会社にとって何が最善か?を考えて行動してしまう側面があります。(偏り過ぎなのも考えものですが)

なぜそこまでやるのか?(と、前職の同僚に聞かれたことがあります)

やっぱり喜ばれたいからです。

…それだけです。

A.Tにとっては、何よりの報酬となり得るのです。

さらに、自分が得意なことでよろこんでいただけたらこんなにうれしいことはないな…と感じます。

ニアイコールで承認欲求とも言えるのかもしれませんが…。

※以前、承認欲求をテーマにした記事も書きましたのでよろしければ、以下もお読みください!

ページが見つかりませんでした – ミチミチ

そして、少し斜めな視点から見ると「人によろこんでもらうため」と言いつつ、結局それは「自分のため」という言い方もできますよね。

「人によろこんでもらう」という「報酬」をもらうため、みたいなニュアンスでしょうか。。。

伝わりますかね…?

なんだかパラドックス(逆説)みたいになっているような。。。

実は、このことについては、まだA.Tは自分の中で整理できていない状態なのです…。

その状態で記事にして大丈夫なのか?とも思いますが、いつか自分で答えを見つけ出すためのプロセスとして書き残させてくださいw

シンプルだけど難しい問いですね…「働く意味」。

おわりに

まだまだ心に残った部分はたくさんあったのですが…(お借りした本なのに付箋だらけ…もちろんお返しするときには剥がしますよw)

…今回は、このくらいにしておきたいと思います!

本記事を書き終えたら、本書を友人に返却することになっているので、近々ご連絡しなくちゃ…です(笑)

素敵な本に出逢わせていただき、感謝です。

また、定期的に書籍紹介を交えた記事を書いていこうと思いますので、お楽しみに!

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