- SEO検定1級
- 三級知的財産管理技能士(管理業務)
- 二級知的財産管理技能士(管理業務)
- 2級電気工事施工管理技能士補
ここ数年で働きながら取得した資格だ。
難易度は低~中程度の資格ばかりだが、面倒くさがりな自分のわりにはよく頑張ったと自負している。
今回は過去4回の資格勉強について振り返りつつ、SEO検定の体験談をまとめる。
(知的財産管理技能検定、電気工事施工管理技能検定については別の機会に)
資格勉強の振り返り
そもそも資格勉強なんてかなり久しぶりだった。
資格という資格に挑戦したのは大学生時代、外国語科目の単位取得のために勉強した仏検が最後だろうか。もはや受験級もあやふやだし、肝心のフランス語だってまともに覚えているのは「Ça va?(サヴァ?/お元気ですか?)」だけだ。あまりにひどい有様なので、主催団体に知られたら合格を取り消されるかもしれない。
そんな私だが、現職に就いてしばらく経ち、自分の勉強不足に悩むようになった。
正直、勉強を楽しいと思ったことはない。必要に応じてすることはできるが、積極的にしたいとは思わないし、得意でもない。
それでも勉強に時間を費やすなら、なにかモチベーションを保てるような目標が欲しいと思った。それが資格取得に挑戦するようになったきっかけだ。
実際に取り組んでみて、自分なりのノウハウが溜まってきたので、このあたりで文章にしてみることにした。
勉強を始めていなくても受検申込を済ませる
つまり、受検料をさっさと支払ってしまう。
受検料だって安くはない。不合格だったら勉強時間も受検料も無駄になる。
だが、合格を確信できるタイミングなんて待っていたら、いつまで経っても受検できない。「まだ勉強不足だから」「時間的にも精神的にも余裕がないから」等、後回しにする理由なんていくらでも浮かんでくるものだ。
そこで、受検料を「合格証書を取得するためのコスト」ではなく「自分に発破をかけるためのコスト」と捉え直してみる。挑戦することが重要であり、合格・不合格はおまけ程度だと捉え直してみる。
私はプレッシャーを感じやすい性質だ。目標が高いとそれだけプレッシャーも大きくなるので、「あ、無理かも」と思った瞬間に考えつくかぎりの「できない理由」を並べ立てて逃げ出したくなってしまう。(このみっともない敵前逃亡すら、骨折り損を避けられたと正当化できてしまう!)
とにかく行動しなければ何も始まらない。トリガーは問答無用で引くしかない。つべこべ言わず、さあ走った走った!
現実的な計画を立てる
インターネットにはさまざまなノウハウが転がっているが、それらを最終的に実行するのは自分だということを胸に留めたい。
誰かが編み出したコスパ・タイパ最強の勉強方法も、自分で再現できなければ意味がない。
自分に合わない計画を立ててしまうと、予定と実行がズレたときに落ち込む。ズレが積み重なると「自分には無理だ」と諦めたくなる。負のスパイラルだ。
それではどのように現実的な計画を立てるのかというと、まずは自分に素直に、とにかくワガママに考えてみる。
「平日なんて仕事をこなすだけで精一杯。できるだけ勉強したくない」
「休日だって休息のための時間。できるだけ勉強したくない」
「食事も睡眠もリラックスタイムも削りたくない」
「スキマ時間だって自由に使いたい」
いやいや、そうは言っても勉強しないと。
ここからは現実的な折り合いをつけていく。
「平日、休日はどれくらいなら頑張れる?」
「平日は30分、休日は2時間が上限。そうは言っても日曜日くらいはまるごと休みたい」
「日曜日を休むなら、ほかの日に時間を確保しないと」
「それなら土曜日の上限を4時間に増やすか。でも頑張れない日もあると思う」
「頑張れない日は思い切ってスキップしよう。スキップしたらほかの日で補完したいけど、それは努力目標ということで」
「そんな調子でおすすめの参考書を何冊もこなせるのかな」
「ぶっちゃけ時間が足りないだろうから、参考書は数を絞って1冊をやり込むスタイルにしよう」
……といった具合に、真面目な自分と怠惰な自分をじっくり話し合わせる。
目標を「挑戦すること」に定めた以上、結果はどうであれ挑戦することからは逃れられない。
だから合格できるかどうかではなく、継続できるかどうかを主軸に計画を立てた。
勉強できる環境を整える
ながらく勉強から離れていたので、初めのうちは環境がイマイチだった。
特に自宅のデスクは曲者だ。キーボード入力にはちょうどいい高さだが書き物をするには低く、参考書やノートを覗き込もうとするとどうしても猫背になってしまう。椅子の高さを調整することも考えたが、足元が窮屈なのもそれはそれで居心地が悪い。
そこで購入したのが株式会社アスカの「どこでも学習台」だ。

「どこでも学習台」は紙製の学習机だ。大きさは幅45.5センチ、奥行き33センチ、高さ9センチで、一般的なノートであればらくらく広げられる。耐荷重も5キロと丈夫なつくりで、ノートPCを置いてもビクともしない。
特徴的なのはその天板だ。約10度の傾斜があり、下側には滑り止めのクッションが設置されている。この天板は開けることもでき、内側は収納スペースになっている。
これをデスクに置いて勉強すると、手元の位置が高くなるので自然と目線も上がり、姿勢がいくらか改善した。首や腰の負担も減ったように思う。
気が向かないことをやるというのは、それだけでストレスだ。それ以外のストレス要因は減らせるだけ減らしたほうがいい。
(余談だが、初めはこういう道具の一般名称が分からず、見つけるまでかなり苦労した。あなた、学習台って言うのね!)
総括
アレコレ書いてきたが、要するに自分を無理なく頑張らせる仕組みづくりが重要だと思う。
体調や気分に波があるのは仕方のないことだ。ただ資格勉強は数日では終わらない。自分が投げ出さないように、でもある程度は進展するように負荷を調整する。
バランスよく調整するためには、自分がなにを楽しい・普通・苦しいと感じるのか、あらかじめ分析しておくことが必要だろう。
SEO検定の体験談
SEO検定は一般社団法人全日本SEO協会が主催する民間試験で、Googleなどの検索エンジン最適化(SEO)の知識・スキルを測るものだ。最近はAI最適化(AIO)も試験範囲に含まれている。
合格すると認定証が発行され、名刺やWebサイトに掲載できる認定ロゴをダウンロードできるなど、合格者限定のサービスを利用することができる。
【参考:SEO検定 公式サイト】https://www.ajsa.or.jp/kentei/seo/
試験概要は下記のとおり。正確な情報は検定公式サイトを確認してほしい。
- 受検級:1級
- 制限時間:60分
- 試験形式:マークシート方式
- 問題数:80問
- 合格基準:満点の80%(64問)以上
受検資格は設けられていなかったため、いきなり1級に挑戦することにした。
勉強期間は約2週間。使った参考書は「SEO検定 公式テキスト1級」(C&R研究所)1冊だ。
試験範囲には2~4級のテキストも含まれているが、普段からWebの仕事をしている関係で基礎知識はあるため、ひとまず1級のテキストのみ購入した。
テキストは272ページあったが、図解が多く、文字も大きめなので、ページ数から受ける印象ほど重たい内容ではない。
2週間、ひたすらテキストを読んだ。1週目は読み終えることを目標にざっくりと通読、2週目以降は理解することを目標にしっかりと読み込んだ。テキストだけで理解し切れないことや派生して疑問に思ったことは別途インターネットで調べて補完した。検索アルゴリズムの変遷は時系列でノートにまとめ、いつでも見返せるようにした。
そうこうしているうちにタイムアップ。過去問に取り組む時間を作れなかったので、どんな問題が出るのか知らないままに受検当日を迎えた。
いざ受検。さすがに1級のテキストには掲載されていない内容も出題された。もしかしたら2~4級のテキストを読むか、過去問を解いていれば対策できたのかもしれない。そうはいっても後の祭りなので、あとはテキストに掲載されていた内容で確実に得点していくしかない。どうしても運任せになる問題には早々に見切りをつけて、解けそうな問題に注力することにした。
結果、なんとか合格。当たり前のことだが、問題に見慣れていないと試験中のプレッシャーが増大する。過去問演習の重要性を痛感した。
SEO検定編は以上。
とても正攻法とは言えないだろうが、部分的にでも誰かの参考になれば幸いだ。
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