何かがうまくいかなかったとき。
失敗してしまったとき。
A.Tはつい、「自分ってダメな人間だな」と思ってしまうことがあります。
そして、一つのことがうまくいかなかっただけなのに、なぜかこれまで自分がやってきたことまで、すべてダメだったような気がしてくる。
いやいや、そんなことはない。
これまでやってきたことを一つひとつ振り返ってみれば、良かったこともたくさんあるはず…。
失敗したのは、あくまでもその一つの事象。
一つ失敗したからといって、これまでやってきたことすべてがダメになるわけではありません。
0か100かで考えてしまう
A.Tは昔から、物事を白か黒かではっきりさせたがるところがあります。
良いか、悪いか。
正しいか、間違っているか。
成功か、失敗か。
0か100かで考えてしまい、その間にあるグレーゾーンを考えるのが、どうも苦手です。
たとえば、仕事で何かうまくいかないことがあったとき。
「今回はここがうまくいかなかった」で終わればいいものを、「そもそも自分はこの仕事に向いていないんじゃないか」「これまでやってきたことも、全部間違っていたんじゃないか」と、どんどん話を大きくしてしまうことがあります。
※あとになって冷静に考えると、「大げさに考えすぎだよ…」と思うこともしばしば…です(笑)
「分解する」訓練を始めた
そんなA.Tの「0か100かで考えてしまう癖」に気づいたのは、3~4年ほど前のことでした。
当時、A.Tのメンターから指摘されたことがきっかけです。
それまで自分では意識していなかったのですが、言われてみると、思い当たることがたくさんありました。
「ああ、自分は白か黒かで考えすぎるんだ」
そうやって自分の思考の癖を知ってから、それを少しずつ変えていくための、A.Tなりの訓練が始まりました。
訓練といっても、大げさなものではありません。
日常で何かが起こるたびに、すぐに「良かった」「ダメだった」と結論づけるのではなく、一度分解して考えてみる。
ここは良かった。
ここはうまくいかなかった。
ここは次から変えたほうがいい。
一つの出来事の中にも、「良かったこと」と「良くなかったこと」が同時に存在する。
そんな当たり前のことを、自分に言い聞かせるような作業です。
そして、「自分はダメだ」と責めることと、「何がダメだったのか」を考えることは、似ているようで違う気がします。
自分を責めているとき、それだけでちゃんと反省しているような気になります。
(反省さえすれば許されるとでも思っているかのように…)
でも結局、何がうまくいかなかったのかはわからないままです。
だからこそ、「全部ダメだった」で終わらせず、一つひとつ分解して考えることが必要なのだと思います。
気づけるようになっただけでも
それを3~4年ほど繰り返してきて、以前に比べれば、「0か100か」で考えることは少しずつ減ってきたような気はしています。
ただ、なくなったわけではありません。
3~4年も訓練しているのに、またか…と自分でも思うくらい、今でもその思考に陥ることがあります。
でも最近は、そんな自分に途中で気づけることが増えました。
「あ、今また0か100かで考えているな」と。
以前なら、そのまま考え込んでいたところを、今は「自分がそういう状態にある」と認識できるようになりました。
白か黒かで考える癖がなくなったわけではないし、これから先、完全になくなるのかもわかりません。
でも、それだけでも以前のA.Tとはちょっと違うのかなと思っています。
まだまだ、訓練の日々は続く…!
もし皆さんも、何かがうまくいかず「全部ダメだった」と思ってしまうことがあったら、まずは「あ、今そう考えているな」と気づいてみる。そこから少しずつ分解してみると、また違った見え方ができるかもしれません。
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