さて、少し想像してみてください。
あなたがこれから始めるのは、これまで経験したことのない「未来のスポーツ」です。
そのスポーツは・・・
- ルールが明確に決まっているわけではない
- 状況によって求められることも変わる
- 一人でやるときもあれば、数十人でやることもある
- 丁寧に教えてくれる人もいれば、つんけんしている人もいる
- 何をすればよいか明確なときもあれば、複雑で「え?」と思うことも。
- 味方だと思っていた人が敵になったり、その逆もある
そんな環境で、こう言われます。
「戦力になってね!」「成長してね!」と。
それが今、皆さんが置かれている状況です。
不安だらけですよね?
一人でどうにかしろ、と言われても難しいですよね?
そもそも教えてもらっていないし、できっこない!と思うかもしれません。
でも、安心してください。
あなたの味方になる人は必ずいます!
それが、上司や先輩といった、すでに「未来のスポーツ」で活躍している人たちです。
そして、その人たちなりの「答え」を持っています。
その人たちをいかにうまく頼り、「未来のスポーツ」で活躍できる術を身につけるか。
それが、社会人1年目に求められることだと思っています。
そのためには、「やらなければならないこと」「やってはいけないこと」をまずは知りましょう!
あと、おまけ的に「やったほうがよいこと」についても触れます。
1. やらなければならないこと
1)前提を壊しましょう
ここは学校ではありません。
- 平等ではない
- テストもない
- 正解も一つではない
覚えればよいだけのものは一つもなく、「覚えた知識を使って成果を出すこと」が求められます。
その成果が巡り巡って「お金」として返ってくる場所です。
当然、その成果の価値が高ければ高いほど、評価されます。
また、年齢も年数もある意味では関係ありません。
伸びる人は一気に伸びるし、そうでない人もいます。
皆さんは、プロと聞くと野球やサッカーなど「特別な人」をイメージされるかもしれませんが、オイラの感覚ではお金をいただいている時点で「プロ」だと思っています。
皆さんも初任給をもらった時点で、本来はプロの一員です。
だからこそ、「今はお金をいただきながら、仕事を教えてもらっている状態である」という意識を持ってほしいと思います。
そして、この期間は長くは続きません。。。
学生気分を抜けて、プロ意識を持つことが大切です。
2)自ら行動すること=成長は比例する
いきなり、厳しい話から始まってしまいましたかね。。
ですが、周りの人たちは優しいから言わないだけで、割と事実です。
…とはいえ、焦る必要はありません。
「未知のスポーツ」は、全体を見渡せるようになるまでに時間がかかります。
また、やみくもに動いても無駄になったり、失敗につながったりすることもあります。
大切なのは、どうやって効果的に経験を積んでいくかです。
ただ、その「きっかけ」や「チャンス」を握っているのが、上司や先輩。
人たらしな人ならば、うまいことできるのでしょうが、そうではない人はどうすればその機会を得られるのか。
少し思い浮かべてみてください。
これまでの人生の中で、「好きな後輩」と「苦手な後輩」がいたと思います。(学生時代の部活などがわかりやすいですかね?)
そこには共通点があります。
・積極的な人
わらからないことにも自ら進んで取り組もうとする人
・素直な人
間違えたら謝る、教えてもらったら感謝を伝える人
・一生懸命な人
覚えることにも、聞くことにも、真剣に向き合っている人
※「一生懸命さ」って伝わりますよね?
こういう人は、多少不器用でも、応援したくなりませんか?
上司や先輩も同じ気持ちです。
単純なことですが、とても大事です。
恐がらずに、最初の一歩を踏み出してみてください。
2. やってはいけないこと
1)失敗を恐れ、聞くことも恐れる
上司に怒られないようにすることと、仕事で失敗しないことと混同してしまい、「聞くこと自体が失敗」と感じてしまう人がいます。
もちろん、怒られるのは誰もが嫌です。
ですが、いきなり最初からすべてを正しくできると思わないことです。
上司もそんな事では怒りません…多分(笑)
むしろ、聞かずに進めて失敗する方が問題です。
独りよがりで仕事を進めて失敗してしまうことのほうが、怒られますし、周りに迷惑をかけてしまいます。
また、上司に相談していれば、もし失敗しても責任は分散されます。
その意味でも、報連相は忘れないようにしましょう。
2)時間を意識しない
仕事は、どれくらい時間がかかるかわからないことも多く、突発的な業務が重なることもあります。
ですが、それを言い訳にして時間が過ぎても「終わってない」は通用しません。
例えば、飲食店で、「隣の卓の注文が入っていて提供が遅れました」と言い訳されても、納得できないですよね?
それと同じです。
約束した時間に提出する。
もし間に合わないのであれば、事前に伝える。
たとえ1分でも遅れる可能性があるなら、事前に対応をしておくことが大切です。
3. やったほうがよいこと
1)わからないことへの取り組み
よくあるのが、「わからないことがわからない」という状態。
これは多くの場合、「そもそも内容を正しく理解できていないこと」が原因かと思います。
少し話がそれますが、当時、小学生の娘に算数を教えていた時のことを思い出します。
算数の文章問題をよく間違えていました。
理由は単純で「問題を理解していなかった」からです。
算数の問題の工程を大きくわけると次の3つかと思います。
- 問題文を理解する
- 解くための式を考える(必要に応じて方程式に当てはめる)
- 計算する
仕事も同じです。
- 求められていることを理解する
- 必要な準備をする(作戦を立てる、必要なものを集める)
- 作業する
この中で一番難しいのが「理解」です。
なぜなら、「口頭で伝えられることが多い」「わからない単語が多い」からだと思います。
では、どうすればよいか。
まずは、指示や依頼が来たら、一度自分の中で整理することです。
オススメは、内容を文章にしてみることです。
※可能であれば、録音しておくことも有効です(聞き漏れ防止)
そのうえで、わからない単語があれば調べて理解する。
そして、内容(文章)全体を見渡して、理解できているか確認する。
それでもわからない部分があれば、その文章を上司と一緒に見ながら、質問をする。
つまり、これは「わからないことをわかる状態に分解していく」作業です。
これを繰り返すことで、徐々に慣れていき、口頭でも「わからないことがわかる」状態になっていきます。
2)過信しない
少し慣れてくると、自信がついてきます。。。そして失敗する。
「大丈夫だろう」「そうだと思っていた」と言う思い込みが生まれやすい時期でもあります。
そして多くの人がここで一度失敗します。
ただ、これは誰もが通る道。
なので安心してください(笑)
ここをうまく乗り切るためには、やっぱり報告。
「これで合っていますか?」と確認することです。
一つひとつ確認していくことで、ミスを防ぎながら成長していくことができます。
そして、その確認作業をいつまで続けるかは、上司が判断してくれます。
えー!と思う人も多いかと思いますが、人それぞれ間違えやすい傾向があります。
その傾向を上司は見ています。
そして「もう大丈夫だな」と判断したときに、
「そこは任せるよ!」そこまで確認しなくても大丈夫!」と言ってくれるようになります。
これが、一つひとつのあなたの成長です。
それを一足飛びでやろうとするから失敗します。
…まっ、それも経験の一つですけどね。
仕事(社会人)という「未来のスポーツ」へようこそ!
#コラム
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